帰化とは?

帰化とは?

帰化とは、端的にいうと外国人が日本国籍を取得することです。そして、帰化申請とは、外国人の方が日本人になる申請手続きになります。
毎年たくさんの外国人(在日韓国人や朝鮮人、日本人と結婚した外国人、日本で就労している外国人など)が、帰化申請をしています。
年間の許可数は、約1万人です。

帰化の種類

帰化は、国籍法で「普通帰化」、「簡易帰化」、「大帰化」の3種類が規定されています。
この3つの帰化の違いはその要件です。
帰化したいと思ったら、まず「帰化の要件」を確認することが重要になります。帰化の要件については、国籍法の条文をそのままに解釈してもよくわからない部分があるので、このホームページで丁寧に解説していきます。

帰化申請の方法

「帰化申請」は主に「国籍法」によって規定されています。そして、その申請には戸籍法、入管法、会社法、民法、税法、年金、刑法などの幅広い法律が関わってきます。
帰化申請をするところは、「法務局」です(入国管理局ではありません)。
「法務大臣」が「許可」か「不許可」の最終決定をします。
帰化の許可・不許可は法務大臣の自由裁量によるとされていますが・・・。
実務上の経験から考えると
①帰化の要件を満たし、
②申請人の各種事情に合った必要書類をそろえ、
③帰化許可申請書類一式をミスなく作成すれば、通常は許可されると判断しております。
帰化要件がクリアできていれば、日本国籍が取れると考えてよいと思います。
帰化申請書類の作成や、添付書類を集めたりというのは煩雑で面倒であり、かなり労力がかかるものですが、帰化要件がクリアできていれば、最終的に許可が下りるはずです。